FP事務所　ライフシップ | 日記 | ついに65歳定年？

こんにちはＦＰ事務所ライフシップ　代表渡邉です。



Yahooでこんな記事が出ていました。

＜引用ここから＞

65歳まで雇用、例外排除＝定年引き上げは25年度めど―厚労省研究会 時事通信 6月7日(火)21時24分配信 　厚生労働省は7日、有識者による「今後の高年齢者雇用に関する研究会」（座長・清家篤慶応義塾塾長）を開き、希望者は例外なく65歳まで雇用を継続するよう企業に義務付ける内容の報告書をまとめた。厚生年金の支給開始年齢が引き上げられる2013年度までに法改正し、継続雇用制度を強化する。また、定年年齢に関しても、現行の60歳から65歳への引き上げを25年度をめどに実施する方向性を打ち出した。
　同省は今秋、報告書を労働政策審議会（厚労相の諮問機関）に 諮り、労使双方の意見を聴いた上で、高年齢者雇用安定法の改正案を策定。来年の通常国会提出を目指す。

引用URL：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110607-00000149-jij-pol

＜引用ここまで＞

※文中の25年度とは2025年度ということです。




むむむ、時代の流れを感じますね。

みなさんはどう感じますか？

やっぱり60歳で定年退職したい、という方が多いのではないかと思います。

実は僕もその一人ですね（笑）




日々お客様のライフプランを作成していると

ゆとりのある老後を過ごす為に、65歳まで働く必要がある方が多いこと気が付きます。

60歳で定年退職だと考えていた方は、えーっ！とビックリされますが

老後の「生きる道」を歩んでいくためには、65歳まで働くことはしかたがないのかもしれません。



でも今の若い世代、詳しく言うと

男性　昭和36年4月2日以降生まれの方

女性　昭和41年4月2日以降生まれの方



は、65歳からしか年金をもらえないので

60歳で定年退職してから、65歳の年金受給開始までの5年間に

収入が全くないという状況がおこる可能性がある！

って知ってましたか？



このことを考えると、65歳定年の話は合理的かもしれません。



今までは、60歳以降も会社が継続して雇用するという「継続雇用制度」はあるものの、

絶対に60歳以降も雇いますよ、という内容ではありませんでした。


今回の「65歳まで雇用」という方針がそのまま決定されれば

65歳に定年退職して、そのまま年金の受給開始という流れができるので

定年退職後のプランを立てやすくなるかもしれません。


でも、こういった65歳定年制度の案がでてくるということは

もっと現役で働く人を増やさないと、年金制度が成り立たないということを

言っているのかなぁなんて感じます。


先の話ですが、年金をもらえるのは70歳から・・・

なんて時代がくるかもしれません。


そんな時代がきても大丈夫なように

しっかりとしたライフプランをたてて、賢く貯蓄を増やしておきましょう！


また今度、現段階での60歳以降の雇用制度の

「継続雇用制度」について詳しく書いてみようと思います。



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